早稲田 やばいサークル

#すべて体験談


基本情報

団体名称

W精神昂揚会(わせだせいしんこうようかい)

団体種別

学風昂揚サークル(W大学公認)

会員構成

男子はW大学、女子はインカレであるが、現在男子のみ

新歓情報

今日も今日とてブースやってんぞ!遊びに来いよ! pic.twitter.com/Md3X95KBGX

— 早稲田精神昂揚会 (@kouyoukai62) April 2, 2019
荒れ果てた新歓ブース

新歓ブース3日目終了しました!

早稲田精神昂揚会(@kouyoukai61 )さん、山の会(@soudaiyamanokai )さん、相撲部(@wasedasumo )さんとの写真です📸

明日の最終日も頑張りましょう💪😤 pic.twitter.com/aVIK6pjCP2

— 早稲田大学書道会 (@wase_sho) April 3, 2019
釣り竿にぶら下がっているのは紛れもなくエロ本である

はじめに

W大学精神昂揚会は1956年(昭和31年)の創立であるというから、今年で創立63年となる。かなりの老舗サークルである。「学ラン、角帽、高下駄まとい、腰に手拭ブラ下げて、日本全国闊歩する、現代に生きるバンカラ集団」(W大学精神昂揚会ツイッターより引用)を掲げる彼らが目指すところはどこなのか。新歓コンパに参加した人へ聞き込みし、その真相に迫っていきたいと思う。

新歓コンパに参加した Tさん

Tさんはこの春、W大学に入学した。新歓期でビラ配りの嵐となっているW大学の本キャンパスで一際目を引くサークルがあった。そのサークルの名前は、早稲田大学精神昂揚会である。

Tさんと彼らとの出会いは、大隈講堂だった。彼らは大隈講堂の前で、お手製の釣り竿にエロ本をぶら下げて、「これなら釣れるぜ」などとスピーカーを用いて勧誘をしていた。Tさんの友達は、新歓期の独特のノリもあってか、彼らに付いて行った。その様子にTさん一抹の不安を覚えたものの、一行に付いて行った。これが彼がW大学精神昂揚会の新歓コンパにいくことになったいきさつである。

Tさんは経緯を話すと、神妙な面持ちで次のように話し始めた。

「彼らは持ち場に着くと、いきなり『ガムテープを買ってこい!』と私に対して声を荒らげました。慌てて買ってくると、『おう、ありがとな』という言葉とともに501円を渡してきました。駄賃なのでしょうか、なぜ501円なのかは全くの不明です」

このサークルは何か面白そうな感じがする。Tさんはそう感じたという。そして、彼らに新歓コンパに参加したい旨を伝えた。すると、彼らは意外と丁寧に日程などを教えてくれた。ただ、新歓の内容は女子大でコンパという謎めいたものであった。

コンパ会場へ

Tさんは好奇心から単独で新歓コンパに参加した。集合は大隈講堂だった。彼にとっては精神昂揚会と出会った因縁の場所である。

「周りをみると金髪の独特な感じの人、多色のロン毛の人など、素人目でもわかるほどの独特な人が集まっていまして、それで彼らは一様にタバコを吸っていました。私はそれを見て引返そうとしましたが、『おめぇ新歓に来たのか?』と言われ、まんまと捕まってしまったのです」

1年生は彼も含め3、4人ほどの参加だった。コンパの内容を知る1年生はいなかった。先輩に聞いてみようと思ったが、先輩方が怖く思え、一体何をするのか詳しく聞くことができなかった。

「道中、先輩がコンビニで袋いっぱいのお酒と生卵などを買ってきました。精神昂揚会では奢ってもらった時には決まって『ごっちゃんです!!』と大きな声で言わなくてはいけないという伝統がありまして、例外なく私もコンビニの前でそれをやらされることとなりました」

その様子を語る彼は渋い顔をしていた。

女子大コンパが始まる

「女子大での新歓コンパはいきなり始まりました。先輩が日本女子大学の校門の前で突然立ち止まり、『じゃあこの辺にするか』と言ったのです。そう言ってその人が座ると、他の先輩も円を組むようにポツリポツリと座りだしました」

Tさんも先輩達に倣って座った。流石に憚られたが、暗さがそれ紛らわせた。

女子大での新歓コンパとは、女子大生とコンパするのではなく、女子大の前でコンパすることだったのである。

アクシデント発生

そうして、コンパが開始しお酒を開けた。すると、守衛さんがそれに気づき、大学内から走って来た。先輩の「逃げろ!!」という叫び声が聞こえるとともに、皆、一目散に逃げ出した。

警備員と距離を置くと、懲りず女子大を探し始めた。そこでTさんは衝撃の光景を目にすることとなる。

「道中、先輩の1人がトイレに行くと言っていたので、その様子を目で追っていると、大通りで立ちションをしているのです。周りはそれがさも当たり前かのように振舞っていました。私は、一種の恐ろしさをひしひしと感じていました」

コンパ再開

次に標的になったのは、学習院女子大学だった。また例によって、円を組み座った。そこでは、守衛さんはすぐに飛んでくることはなかったので、コールなどをして割と楽しくお酒を飲んだそうだ。しかし、先輩達はやはり歩道の立ちションで済ませていた。

「私の既成概念の崩れ去るのをただ傍観しておりました」と言わんばかりであった。

生卵を買った意味とは

ところで、コンパが始まる前に生卵を買ったのはなぜだったのだろうか。Tさんは先輩から聞いたことを繰り返した。

「そういえば、コンビニで生卵をたくさん買ったのには意味がありました。二日酔いを避けるための彼らなりの信念があるそうで、それは沢山の水を飲むことと、十分なタンパク質を取るというものらしいです。」

「その信念に則り、彼らは生卵イッキをしていましたし、私も強制的にそれをさせられました。また、生卵を口の中に割って、そのままお酒を飲むということもさせられました。大量の酒と生卵のハーモニーはなんとも最悪でした」

彼らの実情

やらしい看板の前で集合写真を取る精神昂揚会のメンバー

このコンパからは想像できないだろうが、彼らは普通の人が多いらしい。ただ、聞いている限りだと一癖ある人たちが多いように思えたそうだ。

「他のサークルとは一線を画するものを感じました。『チャラい』とかそう言った次元ではなく、まあ『やばい』と言った言葉が似合うサークルでした。合宿ではみんなで風俗に行くとかなんとか。これは何よりW大学精神昂揚会が『やばい』ことの証明になるのではないでしょうか」

評価点

未成年者飲酒(2/5)|推奨

一気飲み(2/5)|推奨

迷惑行為(3/5)|路上での小便

合計(7/15)|悪質

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