理工サッカー部
男子はW大学の理工、女子はインカレ
理工サッカー部の新歓に参加したTさんとその実情について教えてもらうことができました。
新歓では一年生は女子が３０人ほどで男子が２０人ほど集まった。その日のコンパは高田馬場のバーで行われ、ローテーション形式で先輩と新入生が会話できるという形式だった。乾杯ではソフトドリンクなどは出されず、お酒が飲めない人にはカシス・オレンジなどのようなアルコール度数が低めのお酒が出された。飲み放題のため先輩は最初からテキーラなどを注文していたが、自分達だけで飲んでいた訳ではなく内部進学で大学に入学した知り合いの新入生には、先輩が潰すに近いほど飲ませていた状況であったという。また、ゲームで負けるとテキーラ一気飲みなどをさせれるが、これは当然一年生も例外ではなく本当にきつそうだったという。しかし新歓ではこれでもお酒は飲まないアピールをする。
サークルによってサークル内の常識というのが存在する。理工サッカー部では人前でキスをすることや「○〇〇○を触る」のは日常茶飯事で、普通のことだ。これを徹底して拒んでいる女子など逆に珍しい。Tさんの友達はお酒に弱いのに一気飲みを強要させられて、店の中で吐いてしまうなどとてもかわいそうな思いをしていた。
以上の様な状況から、なんとマネージャーの90%以上は入会から一年以内に退会してしまうのである。去年入ってきたマネージャー数は50人近くいたが、結局その中からわずか数人しか残っていなかった。やめる理由は主に「先輩に可愛がられない」や「潰れるのがいやだ」などだ。
Toybox、AMICALやハニハンなどオールラウンドサークルと違い、理工サッカー部はサッカーの実力がある。実際に全国３位などの実力があるらしい。しかし合宿では毎晩朝までコンパをやるため「飲み部屋」というのが存在する。Tさんはそこで朝の3時ぐらいまで飲んだ後、自分の部屋に戻りドアを開けると薄っすらと女の子の荒い声が聞こえた。何かと思い布団を覗き込むと付き合ってもいない選手とマネージャーが○〇〇をしているのを目撃してしまった。すぐにドアを閉めて私は違う部屋で寝た。
去年の夏、Tさんたちのチームはなんと全国上位の座を獲得できた。その大会のシーズン中にTさんたちは合宿をすることになった。いつも通り毎晩飲み会を行っており、お酒が弱い一年女子に先輩がワインの一気飲みをさせてしまい、彼女はなんと突然過呼吸になってしまった。Tさんは目の前で友達が痙攣しながら苦しんでいる様子を見て救急車を呼ぼうとしたが、彼女は18歳のため病院に搬送されてしまうと未成年飲酒がバレてしまい、大会の棄権を余儀なくさせられるに加えて、大学からの「公認」を取り消されてしまうので先輩は「何があっても絶対救急車を呼ぶな！！」と言っていた。
過呼吸の場合は服を脱がせると効果的らしく、先輩はTさんたちに少し離れていろと伝えて服を脱がせて介抱した。朝方には記憶がなんとか戻ったらしくて無事だったが、理工サッカー部の危険度と退部率から、かなりのヤバさが伝わると思う。